セレンディピティ(
serendipity)
何かを探しているときに、本来探しているものとは違う、価値ある何かを発見する能力、才能に対して使われる言葉である。セレンディピティという言葉は造語であり、ホレス・ウォルポールが子供のときに読んだ『セレンディップの三人の王子』という童話に因んでいる。ちなみにセレンディップとは現在のスリランカのことを指している。
なお、セレンディピティとは「幸運」という現象に対して使われるのではなく、幸運を起こす「能力」に対して使われる言葉である。幸運自体にセレンディピティという言葉を使うのは誤用である。
日本語での公的な和訳は現在制定されていないが、偶察力と訳されることがある。
あれぇ。セレンディピティの日本語訳って「無意識選択能力」だとばかり思ってました。そうしたらちゃんとした日本語訳ってないんですね。でも公的な日本語訳がないってことは、自分のわかりやすいように覚えて構わないということですよね。きっとそうだ。そうに違いない。
セレンディピティは本当に偶然の発見をしたときのみ使われるものなんでしょうが、どうも言葉の響きがいいためか誤解されて使われることが多いみたいですね。そりゃあどうしてこんな発見をしたんですか?って問われたら、「偶然です」というよりは、周りの物事や人との関わりを説明したほうが格好いいしなぁ。メディアが跋扈するこのご時世じゃ、どこで情報が歪められてるかわかったものじゃありませんしね。
ちなみに
serendipityの反義語は
Japanityというらしいです。意味は、「必然的な発見」というそうな。
ジャパニティー?なんという皮肉でしょう(笑)
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